
こんにちは、ウサトコです。
先週からようやく、来年午年の年賀素材の登録をスタートしました。
去年は4月24日から登録を開始したので今年は半月以上遅いスタートになってしまいましたが、9月上旬ごろまでに出そろうように少しずつ素材数を増やしていく予定です。
現在PIXTAさん、Adobe Stockさんではこんな感じのオーソドックスなゆるキャラ午イラストを販売開始しております。
オーソドックスなものを登録し終わったら、徐々に少しマニアックなものや絵手紙風のものなども描けたらいいなと思っています。よろしくお願いいたします!
来年はあの伝説の丙午(ひのえうま)!
と、PRは以上なのですが、せっかくめったに書かないブログを更新するのだからもう少しなにか書きたいと思います。
来年はあの「八百屋お七」で有名な丙午(ひのえうま)の年だそうですね。
八百屋お七は、江戸時代前期の女性。 江戸本郷の八百屋の娘で、恋人に会いたい一心で放火事件を起こし火刑に処されたとされる少女である。
(Wikipediaより引用)
恋人に会いたいために放火事件まで起こしてしまったお七という少女が丙午の生まれだったということから、「丙午生まれの女性は気性が激しく夫の寿命を縮める」という迷信が広がり、過去には丙午の年に子供の産み控えが起こったとのこと。
前回の丙午、今から59年前の昭和46年には、前年182万人だった出生数が136万人にまで減少したそうです。ちなみにその翌年は約193万人に回復していて、出生数グラフはわかりやすく昭和46年だけガクっと下がっています。
そんな前例があるので、来年はまた産み控えが起こり、出生数が落ち込むのでは?と懸念されているようです。でも時代は令和だし、さすがにそのような迷信を真に受ける人は少なくなっていると思うのですがどうでしょうか…?
しかし、お七という女性もまさかこんな後世まで悪名を轟かすことになるとは夢にも思わなかったことでしょう。恋人にも結局会えなかったようで少しかわいそうです。
でも、江戸の時代に放火というのは今以上に致命的な重犯罪だったので、致し方なし、という感じはしますね…。
十干の丙も十二支の午も五行は火!
ちなみにそれぞれの干支には五行(木・火・土・金・水)のうちのどれかが割り当てられていて、来年の十干の丙(ひのえ)も十二支の午(うま)も、両方火の属性が割り当てられた干支のようです。
火がふたつ…炎のように熱い年になりそうですね!
脱皮の年、巳年はまだまだこれからだ!

干支の絵を描き始めるとついつい気持ちが次の年にいきそうになるのですが、まだまだ巳年は半分以上残っています。
蛇は脱皮をするということから、巳年は復活と再生がテーマの1年になるようです。
脱皮といえば、最近読書をしていて、有名な哲学者ニーチェのこんな言葉がささりました。
脱皮しない蛇は死ぬ
生きていると常に色々なことが移り変わっていき、ずっと同じ状態ではいられません。それがどんなに自分にとって理想的な状態で、永遠に続いてほしいと願ったことだとしても。
それにしがみつく=脱皮を拒むことは前に進まないということ、現実を生きないということなのかもしれない。
脱皮は苦しみを伴いますが、脱皮したその後には少しだけ強くなった自分と、少し見え方の変わった世界が広がっていて、そうやって少しずつ自分や目に見える世界を更新しくしていくことが、生きるということなのではないかな…と考えさせられた、今日この頃です。